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1882年12月19日 - 1947年6月15日。ポーランド出身の演奏家です。ヨアヒムやマルシックの指導を受けたとのことです。13歳の時、演奏会でブラームスの前でブラームスのバイオリンコンチェルトを演奏しブラームスから絶賛される。シェリングの指導もしたとのこと。表現の幅の広い、深い精神性を併せ持つ演奏が特徴です。
1918年9月22日 - 1988年3月8日。ポーランド出身の演奏家。カール･フレッシュに師事。メキシコに帰化。ヨーロッパの様々な地域での演奏スタイルを吸収したため、曲目により様々な特徴が垣間見えます。ミルシティンと並びバッハの無伴奏の人気が高いようです。小品の歌いまわしは見事です。
1921年7月4日 - 2003年9月4日。ハンガリーのジェール出身の演奏家。カール･フレッシュとフバイに師事。シェリングに似たスタイルですが、より洗練されたように感じられます。ハイフェッツと同時代の演奏家で影に隠れてしまっている感もありますが、非常に優れた演奏家だと思います。モーツァルトの演奏はお手本になります。
1924年11月24日 - 1982年11月17日。ウクライナ出身のロシアの演奏家です。オイストラフとほぼ同時代に活躍しました。ティボーに師事したそうです。沈着冷静、クールに見えますが、表現豊かで歌いまわしとボウイングは非常に参考になります。
1891年1月20日 - 1967年4月5日。ウクライナ出身の演奏家です。コーガンよりは時代が少し前になります。オデッサの学校でアレクザンダー・フリードマンに師事し、サラサーテやアウアーにその才能が認められたとのことです。戦前は、クライスラーと並んで最も人気のあった演奏家です。ハイフェッツに人気を譲り渡しましたが、1967年に倒れるまで生涯現役のバイオリニストでした。エルマンのユモレスクは当時非常に人気がありました。エルマントーンと呼ばれる、魅力的な音色とフレージングが特徴となっています。
1889年4月9日 - 1985年2月22日。ロシアのロストフ・ナ・ドヌ出身の演奏家です。アウアーに師事しています。江藤俊哉の先生です。NHK教育テレビの「バイオリンのお稽古」という番組で、よく江藤俊哉先生が、ジンバリスト先生がどのように指導されたかを話されていました。主に戦前に活躍された演奏家です。
1903年12月31日 - 1992年12月21日。ウクライナ(オデッサ)出身の演奏家です。アウアーのロシアでの最後の弟子です。若いころホロビッツと一緒に西ヨーロッパを演奏旅行し、イザイの教えも受けたとのことです。丹精な演奏は「ヴァイオリンの貴公子」と呼ばれています。バッハのシャコンヌが有名です。
1916年4月22日 - 1999年3月12日。米国出身の演奏家。幼少時代は神童的存在であった。パーシンガー、エネスコ、ブッシュの指導を受ける。若いころは、卓越した演奏技術を誇ったが、戦後は、内面的な表現を重視するようになる。戦時中の過労が原因で、演奏技術を忘れてしまったためと考えられています。戦前の演奏は、まさしく神からの授かりものと言えるでしょう。
1875年2月2日 - 1962年1月29日。ウィーン出身の演奏家です。ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世に演奏をアントン・ブルックナーに作曲を習ったそうです。明るく気品のある演奏で、現在でも多くのファンがいます。また、愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリンなど、今でもポピュラーな小品を多く残しています。クライスラーの性善説的な奏法は、見習うべきところが多いと思います。
1831年6月28日 - 1907年8月15日。ハンガリー(現在はオーストリア)出身の演奏家。メンデルスゾーンに師事。リスト、ワーグナー、シューマン、ブラームスと交友があった。ドボルザーク、シューマン、ブルッフからは協奏曲を献呈されている。ブラームスのハンガリアンダンスの録音が残されている。弟子に、アウアーやフバイを輩出している。ほとんどの著名な演奏家の師弟関係をたどっていくと、ヨアヒムにつながります。
1858年7月16日 - 1931年5月12日。ベルギーの演奏家。アンリ・ヴュータン、ヘンリク・ヴィェニャフスキに師事する。イザイの無伴奏を作曲したことで有名。グリュミオーなどベルギーの演奏家に大きな影響を与えています。イグリー・ギトリスはインタビューでイザイの偉大さについて熱く語っています。