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SambaでFreeBSDのファイルをWindowsXPマシンから操作する

FreeBSDのサーバマシンにSambaをインストールすれば、WindowsXPマシン側では、マイネットワークにネットワークフォルダとして表示されて、そのフォルダを開けばFreeBSDマシン上のファイルを操作できるようになります。また、CD-ROMやプリンタも使えます。
インストールは、/stand/sysinstallでパッケージからインストールするか、/usr/ports/net/smaba ディレクトリで、rootになって、make と make install を実行すればOKです。

/usr/local/etcに smb.conf.sample がインストールされるので、/usr/local/etc/smb.confとコピーして内容を修正します。あるいは、WWWブラウザより設定ができるSWATを使う手もあります。SWATを使って作成されたsmb.confの例です。

# Global parameters
[global]
        workgroup = HOME
        encrypt passwords = Yes
        hosts allow = 192.168.x.x/255.255.255.0

[username]
        path = /path/username
        writeable = Yes

[lp]
        path = /tmp
        writeable = Yes
        guest ok = Yes
        hosts allow =
        printable = Yes
        printer name = lp
[cdrom]
    comment       = CD-ROM on %h
    path          = /cdrom
    read only     = yes
    root preexec  = /sbin/mount /cdrom
    root postexec = /sbin/umount /cdrom

起動時にsmbdとnmbdが立ち上がるように、/usr/local/etc/rc.d/samba.sh.sampleを/usr/local/etc/rc.d/samba.shにコピーします。
encrypt passwordsを使う場合、smbpasswdでsamba用のパスワードを設定します。FreeBSD側で自分のアカウントで、
% smbpasswd
と入力するとパスワードを聞かれますので、WindowsXP側のネットワークパスワードを入力して設定すれば、WindowsXP側では、ネットワークパスワードを入れてログオンしていれば、見えているフォルダをクリックすれば開くようになります。

/etc/printcapで、lpの設定をします。こちらでは、以下のようにしています。

lp|local line printer:\
        :sh:mx#0:\
        :lp=/dev/lpt0:sd=/var/spool/output/lpd:lf=/var/log/lpd-errs:
プリンタを使うには、/stand/sysinstallのconfigureのネットワークの設定で、lpdを起動するように選択する必要があります。
あるいは、直接/etc/rc.confに
lpd_enable="YES"
と一行追加しても同じです。
cdromをマウントして使うためには、/cdromというディレクトリを作成して、
/etc/fstabに
# Device                Mountpoint      FStype  Options         Dump    Pass#
/dev/cd0c               /cdrom          cd9660  ro,noauto       0       0    <----
と/cdromのマウントポイントの設定を追加します。

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