CVSを用いたバージョン管理
htmlドキュメントやプログラムを cvs を用いてバージョン管理する方法です。
FreeBSDでは、OSに cvs が付属しているので、特にプログラムをインストールする必要はありません。
- ホームディレクトリに、CVS_DB というディレクトリを作成します。
- .cshrcに、
setenv CVSROOT /home/miyao/CVS_DB
setenv CVSEDITOR mule -nw
の環境変数を追加します。コメント記入用のエディタにviやelvisを用いる場合は、CVSEDITERにvi、あるいは、elvisをセットします。
- % cvs init
で初期化します。
初期化すると/home/miyao/CVS_DB/CVSROOTができます。
- htmlドキュメントのあるディレクトリ(ここではhtdocs)に移動して、
% cvs import -m "" htdocs miyao start
と入力すると、レポジトリ(貯蔵庫)に登録されます。
- 上記の方法ですと、対象のディレクトリ下にある画像ファイル等も全て登録されてしまいます。必要なファイルのみ登録するのであれば、空の仮ディレクトリを作って、そのディレクトリの中でcvs import -m "" htdocs miyao startを実行します。
次に、
% cvs co htdocs
を実行すると、仮ディレクトリの中に登録した空のhtdocsディレクトリが出来ます。その中にできた CVSディレクトリをディレクトリごと、htmlドキュメントのあるディレクトリに mv します。
htmlドキュメントのあるディレクトリに移って、
% cvs add *.html
を実行すると、拡張子に .html があるファイルだけが追加されます。
実際に追加したファイルをレポジトリに登録するには、
% cvs ci
を実行します。
- cvsでバージョン管理しておけば、ファイルが失われた場合も、
% cvs co htdocs
で、最新の状態のhtmlドキュメントの入ったディレクトリが復元されます。
また、任意のバージョンに遡ることも可能です。
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font size = 1>$Id: cvs.html,v 1.5 2010/01/06 14:12:24 miyao Exp $
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